はじめに｜“高評価＝信頼できる”とは限らない？
占い口コミを見ていると、
「何度もお願いしています」「リピートしています」というコメントがよく目に入ります。
一見するとこれは「信頼の証」に思えますが、
実は、占い依存の可能性や、客観性を欠いた評価が含まれている場合もあるのです。
口コミ評価と「リピート回数」の相関性とは？
占い依存度が高い人ほど評価が高くなる傾向
- 精神的に追い詰められている
- 同じ占い師に何度も相談する
- 占い師を“心のよりどころ”としている
このようなケースでは、鑑定の的中不問で「支えてくれた」こと自体に感謝し、
結果的に高評価がつきやすくなる傾向があります。
客観性が低下する構造
何度も同じ占い師に相談していると、
- 「この先生なら絶対わかってくれる」という先入観
- 依存心からの「逆らえない空気」
- 承認欲求と感謝が混ざった“信者的投稿”
になりがちです。
➤ つまり「評価＝冷静なレビュー」ではなく、**心の拠り所への“感情的賛辞”**となっていることがあります。
もちろん「健全なリピーター」もいる
リピーター＝全員依存というわけではありません。
信頼関係がある中で、
- 状況が変わったときだけ再相談する
- 鑑定スタイルや言語化が自分に合っている
- 的確なアドバイスを繰り返しもらっている
といったケースでは、的確なリピートと高評価が自然に一致しています。
実例で見る：依存的 vs 客観的リピーターの口コミ比較
| タイプ | 口コミの特徴 |
|---|---|
| 🎭 依存型 | 「いつもお願いしてます。先生がいないとダメ」「聞いてもらうだけで落ち着く」→ 評価は高いが、内容は感情的・中身が抽象的 |
| 🧩 客観型 | 「半年ぶりの鑑定でしたが、また当たっていました」「状況が変わったのでアドバイスが役立ちました」→ 評価の根拠が明確で信頼性が高い |
読者のための読み方：リピーター評価の見極め方
注目ポイントはここ！
| 見るべき点 | 理由 |
|---|---|
| 「初回の感想」と「再相談の理由」 | なぜ何度も相談しているのかが明確だと客観性が高い |
| 相談内容の変化があるか | 毎回同じ悩み＝停滞 or 依存のサイン |
| 評価の根拠が明文化されているか | 「なぜ高評価なのか」が具体的であれば信頼できる |
占い師選びのヒント：「回数」より「質の変化」を見る
- 🔹「10回お願いしてます」よりも「前回のアドバイスでどうなったか」が大事
- 🔹同じ占い師でも「定期的な点検」として利用している人の声は信頼度高め
- 🔹依存傾向の口コミには“熱量”はあるが、“結果の根拠”が弱い場合が多い
まとめ｜評価には「感謝」と「依存」が混ざっていることもある
占いの口コミは単なるレビューではなく、
“心の交流記録”であり、ときに依存の表れでもあるのが特徴です。
星の数だけでなく、その口コミの“温度”と“根拠”を読み取る目を持つことが、
信頼できる占い師に出会うための一歩です。
